練馬区氷川台の小児科。子育て支援をサポートします。予防接種・乳幼児健診・育児相談・発達相談。

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母子手帳、健康保険証をお持ち下さい。
お薬を服用されている方はお薬手帳をお持ち下さい。
診察券は来院の際、お持ち下さい。
予防接種と乳児健診はwebでの予約制です。
こどもは乳幼児期にいろいろな感染症にかかります。感染を繰り返すことで免疫をつけ次第に病気にかかりにくくなっていきますが、重篤な後遺症を残す可能性のある病気があります。病気にかかってから治療するのではなく、かからないようにする予防が大切です。
ワクチン開始時期は生後2か月です。ワクチンのスケジュールがわからない場合は当院スタッフに相談してください。予防接種はwebでの予約制です。予防接種法で定められたワクチンを指定された時期内に公費(無料)で接種出来る定期接種と、費用が自己負担となる任意接種の2種類があります。
乳児の成長と発達を節目毎で確認し病気の早期発見と予防を目的としています。
また育児の疑問点を相談し、解決する場でもあるので育児支援も目的としています。健康診断はwebでの予約制です。
・公費(無料)でうけられるもの。
公費(無料)でうけられるもの。 4か月健診、3歳健診は区の集団健診のスケジュールを確認してください。
・任意の健診(当院が対応している健診)
任意の健診(当院が対応している健診) 6〜7か月健診、9〜10か月健診、1歳半健診
・健診の持ち物
診察券、健康保険証、母子手帳、替えのおむつ、脱ぎやすい服装
アレルギー性鼻炎の原因として風邪などの感染症と、花粉やハウスダストなどのアレルゲンがあります。風邪をひいていないのに鼻炎の症状がみられる場合はアレルギー性鼻炎の可能性があります。アレルギー性鼻炎の治療は薬物療法とアレルゲン免疫療法があります。アレルゲン免疫療法とはアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで体をアレルゲンに慣れさせることで症状をやわらげるものです。アレルゲン免疫療法は皮下免疫療法(注射)と舌下免疫療法(舌の下に薬をのせる)の2種類があります。
スギ花粉に関しては2014年にスギ花粉症の舌下免疫療法が保険適応となり12歳以上が適応となりました。2018年夏にシダキュアが販売され小児でも5歳以上で治療が可能となりました。
小児治療の適応上は何歳からでも可能ですが、当院では小学生(6歳)から可能と考えています。当院で舌下免疫療法を受けたい場合は、まず下記の説明を確認の上、説明、検査を行い結果を確認してから舌下免疫療法を検討していただきます。受診してすぐに治療することはありません。
免疫療法をすれば花粉症は治りますか?
免疫療法は花粉症を治る可能性のある治療法として期待されていますが全員に効果があるとは限りません。根治する症例は20%弱で、全体の80%で症状が楽になり内服を減らすことが出来ると報告されています。残念ですが、10〜20%の方には効果はありません。スギ花粉の時期に少ない内服薬で症状を減らすことを目標に考えてください。
治療適応と適応外はあるでしょうか?
治療の適応はスギ花粉症であることを証明することが必要になります。スギ花粉が飛散する時期にあわせて症状がみられ、採血などの検査で診断をします。
適応外の方は、妊娠されている方、重症の気管支喘息の方、重い心臓の病気を抱えている方、癌の治療をしている方、免疫不全などの方、ステロイドを使用している方になります。高血圧でベータブロッカーという薬を内服している方は、内服を変更する必要があります。またうまく舌の裏に錠剤をのせ飲み込むことが出来ないお子さんも治療をすることは出来ません。
薬物療法とアレルゲン免疫療法となにが違いますか?
薬物療法は、スギ花粉で起きる鼻水、くしゃみ等の症状を改善されるものでスギ花粉が飛散している1月から5月に使用します。免疫療法はスギ花粉による症状を予防するものです。そのためスギ花粉の季節に症状がでてから行うでは遅いということになります。
どれくらいの治療期間でしょうか?
免疫療法は治療を開始しすぐに効果がでる治療ではありません。免疫の体質を改善して花粉症の症状を軽減しますので長期間の継続治療が必要です。まず2年間免疫療法を行い効果を確認します。そこである程度治療効果があれば合計4〜5年間の治療を推奨しています。また5年間行えば治療をやめても一定期間効果が長く持続すると考えられています。治療を終了して何年か経過すると再度症状が悪化する方が出てきますが、その時点で再度1〜2年間免疫療法を行うと効果が戻ると考えられています。
いつから治療は開始出来ますか?
スギ花粉の飛散する前後の時期(1月から5月)は舌下免疫療法を行うことができません。そのため6月から12月で治療が開始できますが、可能であれば11月中旬までに治療を開始したほうがよいと考えます。
通院の頻度はどれくらいですか?
定期的な通院が必要で、治療開始時は1週間後に1回、2週間後に2回受診していただき副作用なく安全にできていれば、月に1回の通院となります。
どうやって舌下療法を行いますか?
スギ花粉から抽出した錠剤を舌下(舌の下、裏)におき1分間待ちます。その後に飲み込みます。1回目の投与は当院で行い最低30分間は経過をみます。症状がなければ以降は自宅で毎日おこないます。最初の1週間は少ない量で開始し、投与2週目から増量した量で年単位で毎日内服してもらいます。
治療の副作用はありますか?
自然にあるスギの花粉から抽出しているため副作用は少ないと考えます。しかしスギに対してのアレルギーのある方にスギ花粉を口に入れるため、アレルギー反応がおこる可能性があります。海外や日本の報告では、口の中の腫れやかゆみ、唇の腫れ、のどのかゆみや不快感等の軽い副反応がでることはありますが、アナフィラキシーという強いアレルギー反応がおこる可能性は極めて稀であるといわれています。安全のため治療開始の日は、30分は院内にいていただき症状がないかを確認します。
どこのクリニックでも処方できますか?
講習をうけた医師しか処方もできませんので、どこの施設でも処方できるわけではありません。当院以外の処方を希望される方は、薬を販売している製薬会社のサイトで処方可能なクリニックを検索してください。
治療の費用はいくらでしょうか?
こども医療証がある方は普段の診察と同じで費用はかかりません。保険適応3割負担の場合は、診察と薬代をあわせて1か月あたり3000円程度の負担になります。ただし治療開始前に採血の検査や効果判定の1年に1回の採血は5000円程度の検査費用が必要になります。
その他ご不明点があれば直接当院に相談ください。こちらのサイトもあわせてご確認ください。https://www.torii-alg.jp/
ダニはヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類がダニアレルギーの原因となります。生きているダニが原因となるのではなく、ダニの死骸や糞が粉々になったものを吸うことでアレルギー性鼻炎の原因になります。ハウスダストのほとんどがダニでありハウスダストとダニは同じと考えていただいて構いません。
ダニ花粉に関しては2015年に舌下免疫療法が保険適応となり12歳以上が適応となりました。2018年にミティキュアが販売され小児でも5歳以上で治療が可能となりました。
小児治療の適応上は何歳からでも可能ですが、当院では小学生(6歳)から可能と考えています。当院で舌下免疫療法を受けたい場合は、まず下記の説明を確認の上、説明、検査を行い結果を確認してから舌下免疫療法を検討していただきます。受診してすぐに治療することはありません。
下記に舌下免疫療法の詳しい説明をします。スギ花粉症と重なる箇所がありスギ花粉症の舌下免疫療法もあわせて確認ください。
ダニのアレルギー性鼻炎は免疫療法をすれば花粉症は治りますか?
免疫療法は花粉症を治る可能性のある治療法として期待されていますが全員に効果があるとは限りません。根治する症例は20%弱で、全体の80%で症状が楽になり内服を減らすことが出来ると報告されています。残念ですが、10〜20%の方には効果はありません。
どれくらいの治療期間でしょうか?
免疫療法は治療を開始しすぐに効果がでる治療ではありません。免疫の体質を改善して花粉症の症状を軽減しますので長期間の継続治療が必要です。まず2年間免疫療法を行い効果を確認します。そこである程度治療効果があれば合計4〜5年間の治療を推奨しています。また5年間行えば治療をやめても一定期間効果が長く持続すると考えられています。治療を終了して何年か経過すると再度症状が悪化する方が出てきますが、その時点で再度1〜2年間免疫療法を行うと効果が戻ると考えられています。
いつから治療は開始出来ますか?
ダニの治療はいつでも開始することが可能ですが、1月から5月は避けることをお勧めしています。スギ花粉症を合併されている方はスギ花粉の飛散する前後の時期(1月から5月)は舌下免疫療法を行うことができません。採血と診察でスギ花粉症の可能性が全くないと判断できればいつでも開始可能です。
通院の頻度はどれくらいですか?
定期的な通院が必要で、治療開始時は1週間後に1回、その後しばらくは2週間に1回受診していただき副作用なく安全にできていれば、月に1回の通院となります。スギと違い少し軽い副反応がでやすいため2週間に1回の受診が多いです。
どうやって舌下療法を行いますか?
錠剤を舌下(舌の下、裏)におき1分間待ちます。その後に飲み込みます。1回目の投与は当院で行い最低30分間は経過をみます。症状がなければ以降は自宅で毎日おこないます。最初の1週間は少ない量で開始し、投与2週目から増量した量で年単位で毎日内服してもらいます。
治療の副作用はありますか?
ダニに対してのアレルギーのある方に原因となるものを口に入れるため、アレルギー反応がおこる可能性があります。海外や日本の報告では、口の中の腫れやかゆみ、唇の腫れ、のどのかゆみや不快感等の軽い副反応がでることはありますが、アナフィラキシーという強いアレルギー反応がおこる可能性は極めて稀であるといわれています。安全のため治療開始の日は、30分は院内にいていただき症状がないかを確認します。
どこのクリニックでも処方できますか?
講習をうけた医師しか処方もできませんので、どこの施設でも処方できるわけではありません。当院以外の処方を希望される方は、薬を販売している製薬会社のサイトで処方可能なクリニックを検索してください。
治療の費用はいくらでしょうか?
こども医療証がある方は普段の診察と同じで費用はかかりません。保険適応3割負担の場合は、診察と薬代をあわせて1か月あたり3500円程度の負担になります。ただし治療開始前に採血の検査や効果判定の1年に1回の採血は5000円程度の検査費用が必要になります。
スギ花粉とダニアレルギーの両方ある場合は療法の舌下免疫療法をおこなえますか?
両方の舌下免疫療法を同時に最初から行うことは勧められていません。まずスギから開始し治療が安定したところでダニを追加する相談を行います。
その他ご不明点があれば直接当院に相談ください。 舌下免疫療法に関してこちらのサイトもあわせてご確認ください。https://www.torii-alg.jp/

小児科『かかりつけ医』の登録のご案内

平成28年4月から『小児科かかりつけ医制度(小児かかりつけ診療料)』の登録ができるようになりました。これは、医療機関の重複受診を防ぎ医療費の無駄遣いを減らす目的で設立されました。令和2年10月より当院も基準に該当する施設となり、「小児かかりつけ診療料」登録届出を致しましたので、小児科『かかりつけ医』の登録ができるようになりました。 なお、登録は任意で、登録の有無で通常の診療(予防接種、乳幼児健診を含む)が変わることはありません。また、窓口での負担も今までと変わりません。

小児科「かかりつけ医」について

当院に継続して受診され、説明に同意され当院を小児科の「かかりつけ医」として登録いただいた患者さんに対し、次のような診療を行います。
  • 急病時の診察や、アレルギー疾患などの慢性疾患の指導管理や栄養指導を行います。
  • 発達段階に応じた助言・指導などを行い、健康相談に応じます。
  • 予防接種の接種状況を確認し、接種の時期についての指導を行います。 また、予防接種の有効性に関する情報提供を行います。
  • 「小児かかりつけ診療料」について同意登録をいただいた患者さんから電話等での問合わせにに対応します。
※ 休診日や夜間などのため、やむを得ず電話対応が出来ない場合などには、小児救急電話相談や以下の医療機関にご連絡下さい。
小児救急電話相談
TEL:#8000(プッシュ回線の固定電話、携帯電話)
TEL:03-5285-8898(ダイヤル回線・IP電話等すべての電話)
(受付時間)
月曜日〜金曜日(休日・年末年始を除く):午後6時〜午後11時
土曜日、日曜日、休日、年末年始:午前9時〜午後11時
練馬区夜間救急こどもクリニック
TEL:03-3994-2238
(受付時間)
平日:午後8時〜午後10時30分
土曜日:午後6時〜午後9時30分
日曜日、祝祭日(年末年始を含む):午前10時〜午前11時30分、午後1時〜午後4時30分、午後6時〜午後9時30分

補足説明

  • 対象となる患者さんは、当院に継続的に受診される6才未満のお子さまで就学前まで延長が可能です。
  • 他の医療機関で「小児かかりつけ診療料」について説明を受けられた方は、事前にお知らせくださいますようお願いします。(登録は他の医院と重複できません。)
  • 途中で他の医療機関にかわる場合は登録変更が必要ですのでお申し出ください。
  • 特に専門的な診療の必要のない程度の耳鼻科疾患、皮膚科疾患、眼科疾患、整形外科的疾患なども診療いたします。ただし、必要に応じて専門的な医療を要すると判断した場合は、適切な医療機関に紹介などを行います。
※上記内容に同意いただけましたら、「小児かかりつけ診療料」に関する説明・同意書をお渡ししますので、お申し出下さい。
ご不明な点がございましたら受診時にお尋ねください。